トーマス・エドワード・ペレス(Thomas Edward "Tom" Perez、1961年10月7日生まれ)は、アメリカの政治家、消費者擁護者、公民権弁護士。民主党の一員であり、米国司法省公民権部門の司法次官補を務めた。ブラウン大学とハーバード・ロー・スクールを卒業。コロラド州連邦地方裁判所の法律事務官を経て、1989年から1995年まで司法省に勤務し、連邦検察官、ジャネット・リノ司法長官の下で公民権担当の司法次官補を務めた。1998年までテッド・ケネディ上院議員の特別顧問を務め、クリントン政権末期には米保健福祉省公民権局長を務めた。その後、2002年にメリーランド州モンゴメリー郡議会議員に選出され、2005年から2006年の任期満了まで同議会議長を務めた。メリーランド州司法長官選挙に民主党から立候補しようとしたが、メリーランド州での弁護士経験が10年ないという理由で失格となった(メリーランド州弁護士資格取得は2001年)。ペレスはメリーランド州知事マーティン・O'マリーによって2007年1月にメリーランド州労働認可規制局長官に任命され、2009年10月に米国上院で司法長官補に承認された。2013年3月18日、ペレスはバラク・オバマ大統領から、退任するヒルダ・ソリス長官の後任としてアメリカ合衆国労働長官に指名された。7月18日に上院で承認され、2013年7月23日に就任した。
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